ワイヤーハーネスは機器内部に組み込まれるため目立つ存在ではありませんが、電気を安全かつ確実に伝えるために欠かせない重要な部品です。
その品質は、製品単体の性能だけでなく、設計・製造・検査といった各工程が適切に管理され、安定して運用されているかどうかによって大きく左右されます。
こうした品質を安定して確保するための管理の枠組みとして、ISO規格が広く用いられています。
本記事では、ワイヤーハーネスの品質確保に関わるISO規格の役割と位置づけについて、創業60年以上・ワイヤーハーネスの専門メーカー東邦電線工業株式会社がわかりやすく解説します。
ISO規格とは|世界共通の管理基準
ISO規格は、スイス・ジュネーブに本部を置く国際標準化機構(ISO)が制定する国際規格です。
世界中で共通に用いられる基準として、企業の品質管理や環境への取り組みが一定水準に保たれているかを第三者機関が審査・認証します。
製造業、とりわけワイヤーハーネスのように信頼性が求められる部品分野では、ISO規格への適合が企業選定の判断材料となるケースも少なくありません。
ISO9001|品質を安定して提供するための枠組み
ISO9001は、品質マネジメントに関する国際規格です。
顧客の要求事項を正しく把握し、それを設計・製造・検査の各工程に反映させ、品質を維持・向上させていくことを目的としています。
この規格では、特定の製品性能を定めるのではなく、求められる品質を継続して提供するための管理体制が構築されているかが重視されます。
ワイヤーハーネスの分野においても、安定した品質供給を実現するうえで、ISO9001の考え方は重要な指標となります。
ISO14001|環境への配慮を継続的に進める枠組み
ISO14001は、環境マネジメントに関する国際規格です。
製造活動に伴う環境負荷を把握し、廃棄物削減や省エネルギーなどの取り組みを計画的に実施・改善していくことを求めています。
環境への配慮は、社会的責任の観点だけでなく、資源の有効活用やエネルギー効率向上によるコスト低減や事業競争力の強化にもつながる重要な要素です。
ISO規格に基づく管理体制が生む安心
激化する市場競争において、ワイヤーハーネスを製造する弊社・東邦電線工業の強みは「確かな品質」と「環境への配慮」を両立した製品づくりにあります。
ISO9001の認証は、弊社の製品が法令順守はもちろんのこと、お客様の厳しい要求事項を満たし続けていることの証です。
さらに、ISO14001に基づく弊社マネジメントシステムにより、廃棄物削減や省エネルギーなどの取り組みを継続的に推進しています。
これらの国際規格を活用した管理体制と経営基盤の強化により、弊社は安定的かつ高品質な製品を継続して提供し、お客様のものづくりを支え続けます。
高品質なワイヤーハーネス供給のために
ワイヤーハーネスは、最終製品の安全性や信頼性を左右する重要部品です。わずかな品質のばらつきが、製品トラブルや不具合につながるケースも少なくありません。
ISO規格に基づく管理体制のもとで製造されることで、品質のばらつきを抑え、長期にわたり安心して使用できる製品供給が可能になります。
製品仕様や品質要件、量産条件などについてのご相談がございましたら、ISO認証に基づき高品質なワイヤーハーネスを供給する弊社・東邦電線工業へ、お気軽にお問い合わせください。
お客様の用途やご要望に応じた最適なご提案を行います。